趣味の製麺

家庭用手回し式鋳物製麺機(小野式製麺機など)を使った、自家製麺のラーメンやうどんをを楽しんでいます。

佐渡産の米粉「さどっ粉」で麺作り

先日、佐渡島にいって買ってきた、米粉パン用ミックス粉。

 

佐渡産のコシヒカリに小麦グルテンが配合されたものだそうです。

 

一応麺も作れるらしいので、ちょっと試してみましょうか。

 

 

とりあえず、粉100グラム、塩1グラム、かんすい1グラム、水40グラムでやったけれど、まとまる気配がないので、さらに水を10グラム足して、加水率50%にしてみる。

 

ラーメンというより、うどんのような加水率ですね。

 

それでもまあまあポロポロだけど、どうにかなるでしょう。

 

このままだとまとまってくれないので、小型のフリーザーバッグに突っ込み、掌底で押し広げる。

 

生地に粘りがなく、すぐ折れそうな感じだ。まだ水が少なかったかな。

 

 

袋をハサミで切って生地をとりだし、二つ折りにして製麺機に3回通し、少しずつ薄くしていく。

 

最初はボロボロだったけれど、なんとか麺帯っぽくなってきた。

 

 

ところでうちの小野式、ローラーが真鍮じゃないんだよね。

 

切刃は真鍮なんだけどさ。

 

ということで、さどっ粉100%の麺ができあがり。

 

見た目はふつうの低加水麺ですね。家系に合いそうだ。

 

 

とりあえず茹でて、めんつゆとナンプラーでいただいてみる。

 

 

さすが米粉だけあって、団子みたいにモチモチしていておもしろいぞ。

米の麺なので、フォー的なものを想像していたんだけど、全然違うものになったな。

 

うまいけど、粘りがあるので、そのままで汁なしだと食べずらいっすね。

なので水で洗ってみよう。

 

 

やっぱり汁無しなら、洗った方が食べやすいですね。

まあそれは小麦の麺でも一緒かな。

 

 

せっかくなので、米粉50グラム、強力粉50グラム、塩1グラム、かんすい1グラム、水50グラムも試してみる。

 

さっきと同じ加水率だけど、やっぱり小麦粉が入ると全然まとまりやすい。

 

まとまりやすいというか、油断するとくっつく感じ。

 

 

茹でると、ちゃんと麺。すごくちゃんとした麺。

 

 

洗ってしめると、米のモチモチ感と小麦粉の麺っぽさが合わさって、なかなかいい感じかも。

 

いっそカンスイなしでもいいような気もする。

 

なんか小麦粉の麺より、お腹に貯まるかんじがする。

 

今度は米粉100%で60%の加水率、あるいは無かんすい麺なんかを試してみようかな。

 

スープや味付けも遊べそうだ。

Copyright (C) 趣味の製麺 All Rights Reserved. by 玉置標本