趣味の製麺

家庭用手回し式鋳物製麺機(小野式製麺機など)を使った、自家製麺のラーメンやうどんをを楽しんでいます。

ラーメンワークショップ in 谷中

製麺機を使ってラーメンやらウドンやらをみんなでつくる集まりを、今後は「ワークショップ」と呼ぶことにします。

ということで、世界規模でおこなっている某案件で、タダ働きしていただいた友人への感謝のしるしとして、さっそくのラーメンワークショップ開催です。3月のお彼岸のことでございます。

そういえば、栃木だか福島だかの国道4号線沿いにあった、ラーメンショップという店が好きでした。

で、今回はおいしくできたので、自分用のメモとして、しっかりとレシピを残しておくことにします。

■生地

中力粉1キロ

強力粉1キロ

片栗粉250グラム

塩20グラム

重曹20グラム

水1リットル

粉を袋単位で使い切れる、覚えやすい分量にしてみました。

一度に作れる限界ですね。水回しが厳しくてダマができたぜ。

適当にまとめたら、400グラムずつ分ける。

真空パックして、軽くフミフミして冷蔵庫で2日寝かせる。

■鶏ガラ豚骨スープ

豚げんこつ(一度茹でてアク抜きをする)4パック

鶏ガラ4羽

ネギ2本

干し椎茸3つ

昆布2切れ

酒、ショウガ、ニンニク、ローリエなど適量

水5リットルくらい

水は適時追加して、しゃもじでつぶしながら煮込む。

鶏ガラが砕け散るくらい煮る。

■和風スープ(ただのダシ)

昆布、ニボシを一晩水につけてから、沸騰させてミックス節をたっぷりと入れて、15分煮る。

■煮豚(醤油ダレ)

ネットに入れた豚ばら肉を、酒、砂糖、水で煮る(ストーブ使用)。

煮汁と脂は鳥ガラ豚骨スープに入れる。

酒、醤油を200ccずつ煮立てて、豚バラを入れる。煮込まない。

はい、ここまでが自宅作業です。

都合丸2日くらい掛かります。

で、もろもろ持って、車で谷中の友人宅へと移動。

なかなかの大人数ですね。

人間椅子の鈴木さんっぽいけれど、落語家の方。

もえもえきゅんきゅん。

小野式製麺機弐号がよく似合う家でした。

かっちょいい。

今回は2種類のスープを好きに混ぜていただき、それをお好きに味付けしていただく方式。

私は自分で完成度の高いラーメンを作ることよりも、人に好き勝手に作らせて楽しむタイプ。

調理台(こたつ)にセッティングされたスープと調味料。

ガスコンロの小鍋で各自作っていく。

調味料は、味噌、醤油ダレ、塩をベースに、

ゴマ、昆布茶、ショウガ、ニンニク、揚げニンニク、胡椒、鰹節粉、花椒、七味など。

具は、茹でモヤシ、茹でキャベツ、ネギ、ノリ、茹で玉子

家で作ってきたんだけど、半熟すぎて崩壊していた。

用意してきた生地から、お好みの太さの麺を作っていただく。

子供でももちろん参加できます。

生麺なのですぐ茹るので、スープを用意してから麺を茹でるのがポイントですかね。

これは私がサンプルに作った、塩醤油味噌ラーメン。

ちょっと麺がラーメンというよりウドンっぽかったので、こっそりと茹でるお湯に重曹を入れさせていただいた。

写真だけ見ても、誰が何を作ったのかよくわからないけれど、たぶんオッケー。

たぶん今までで一番完成度の高いラーメンになったと思う。

もしまずかったら、それは味付けと麺づくりの問題だ。

ワタシワルクナイ。

全員が一通り作ったところで、ここでバイタミックスを使ったスープをこの場で作る。

来る途中に購入した鶏の手羽元(鶏ガラが売っていなかった)と干し椎茸を水と一緒にガガガガガ。

ギュオーン。

沸騰してから15分ほど煮込んだら完成。

干し椎茸がバイタミックスの中で浮いてしまって、粉砕されていなかった。

入れる順番は、干し椎茸、手羽元にしないとダメですね。

これで作った塩ラーメンがまた絶品。

この技を使えば、わざわざ鶏ガラとか豚骨を煮込む必要はないなと、今更ながら思った。

和風ダシとこのスープだけなら、前日からの仕込みでできるので、もっと気軽にワークショップができそうだ。

次回のワークショップも都内某所で計画されているのだが、しばらくは知り合い限定で細々とやります。

チェケラッチョ。

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