噂の製麺マガジン『趣味の製麺』で、毎回凝ったイラストやペーパークラフトを描いてくださっている山口マナビさん、通称まーさんのお誕生会がありまして、参加者はなにか一品持ってきてねとのこと。
なんにしようかなーと迷ったんですが、釣りたての魚で絶品唐揚げでも作ろうかと前日にいったワカサギ釣りが超絶な貧果だったので、大人しくラーメンにしました。ふぅ。
会場がキッチン付きのレンタルスペースなので調理できるのですが、一から作るのは大変なので自宅で麺とスープを作って持っていきます。
ということで、本日のテーマは、「まーさんに捧ぐ普通のラーメン」。
製麺会だと変化球を投げがちなので、今日はストレートに普通のラーメンがいいかなーと。
いつもの製麺会と違って2杯分しか作らないので、普通の鍋で普通に作ってみました。なにが普通なのかよくわかりませんが。
まず鶏ガラ2羽分をよく洗って、適当な鍋で自ら水から煮ます。
しばらくするとアクがすげー出てくるので、天カスをすくうやつでとります。
鶏皮をドサッと245グラム入れます。
脂が浮いてきたら、とっておきます。
仕上げにいれる鶏脂の確保。
肉は豚肩ロース。タコ糸で縛ってスープに入れます。
普通のラーメンなので低温調理とかしません。
鍋が小さかったので圧力鍋に移して、ドーンと高温調理します。
ここで昆布も入れました。
圧を掛けて20分くらい煮て、少し冷ましてから肉を取りだし、ネギ、煮干し、ミックス節をドサっと投入。
鶏ガラを崩しながら30分煮て、濾したらスープの出来あがり。
ちなみにこれで1リットル(二人前)しか取れないという贅沢仕様。
タレは今までのものに醤油8:みりん2で足して倍増し、塩、ニンニク、ショウガ、昆布を加え、胡椒と花山椒をたっぷりとガリガリして、沸騰後に超弱火で15分煮たもの。
麺は強力粉100:水40:かんすい1.5の割合で。
塩を入れずにかんすいをちょっと多めにしてみた。
これくらいが普通っぽいかなと。
普通ラーメンなので、小野式の普通の切刃で普通に切るよ。
と、ここまでやってから会場へ。
『家庭用製麺機 USER GUIDE』で冷麺のレシピを寄せてくれたツジメシの辻村さんが、なにやら謎の料理を作っていました。
アボリジニが食べるあれか!と思ったら、グルグルしたパスタ。果物のカキが乗っていて斬新。自分がつくらないジャンルの料理ってたのしいですね。
他にも多々美味しい料理に素敵なお酒がありましたが、長くなるので割愛!
で、そろそろラーメンを作ります。
今日はあえて1杯しか作りませんが、煮豚は結構な量だったので、これは温めたスープをくぐらせてから醤油ダレを掛けてテーブルへ。
↓冷たいと脂部分がイマイチ。
↓スープで温めるとおいしい。
で、この温めに使ったスープでラーメンを作る訳です。
かんすいをしっかり効かせた黄色い麺。
タレと鶏脂と鰹節粉とスープで完成。
具は生の春菊と煮豚とノリ。
まーさんといえば春菊ですよね(適当)。
一口だけいただきましたが、間違いのない味でおいしかったです。たぶん。
もう一杯分のスープと生麺はまーさんにプレゼント。
ということで、お誕生日おめでとうございました。
この年になるとあんまり誕生会とかやらないですけど、たまにやると楽しいですね。
久しぶりに普通のラーメンを作って、勉強になりました。普通最高。
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