チャパティを焼くやつ(チャパティパン)を買ったので、焼いてみましょう。
チャパティなのにパンとはこれ如何に。
買ったのは「作ろう!南インドの定食ミールス」の委託販売もしているTIRAKITA(ティラキタ)さんの鋼鉄製。かっこいいですよね、鋼鉄製。本と一緒に買ってください。チャパティは一切出てきませんが。
チャパティパンを買いました
直径が約22.7cm、取っ手の長さが約20cm、鉄板の厚みが約3mmだそうです。ヒュー。
正月に買ってまだ明けていませんでした。
9っていうのは9インチっていうことですかね。
裏面。緩やかにカーブしているのが分かりますか。
このカーブが素晴らしい。
裏からガスコンロで炙って、シールをはがし、よく洗って薄ーく油をなじませておきます。
チャパティの生地を作る
はい、チャパティを作ります。
作り方はいろいろあるようですが、とりあえずティラキタさんのサイトに載っていた(こちら)、アタ(インドの全粒粉)と水だけの一番シンプルなやつでいってみます。
アタは前に全粒粉入りの中華麺を作った時の残り、アンビカのアタです。
たんぱく質が12.7%なのでなかなかの強力粉ですね。
100gあたりと30gあたりが書かれています。
なぜ30gと謎だったんですが、チャパティ1枚あたりの量だと、作ってから気が付きました。
インドの全粒粉ですが、勝手なイメージよりも粒子は細かいです。うっすら茶色。
なので日本の粗い全粒粉よりも製麺に使いやすいです。
アタ100gに対して水75gらしいです。
麺料理ではありえない加水率75%!!!!!!!!!!!
塩や油を入れるレシピも多いですが、それは今度試しましょう。
グルグルグルっと指を立ててかき混ぜます。
インドにおけるチャパティの正しい水回し方法は謎ですが、まずは製麺と同じくオカラ状をめざしましょう。なるべく固まらないように、粉をはじくようにかき混ぜます。
しばらくすると生地がねっとりしてきて、粒と粒がくっつきだしてきました。
だんだん塊になってきます。これって蕎麦の水回しと同じですね。
一塊にしました。
蕎麦打ちで習った方法で捏ねましょう。
生地を細長くして、先側から掌底で奥に押して、戻して、押してってやっていきます。
ここまで来たら90度回して、また押して戻してってやっていきます。
伝わっていますかこの説明で。
インド人がこのようにしているかは知らないです。
菊練りからのへそ出し。しなくていいです。
まとまりました。
15分寝かせます。
本当は30分くらい寝かせた方がいいかな。
生地を伸ばす
おそらく3枚分くらいかなということで三等分します。
ここで「袋に書かれていた30gって一枚分か!」って気づいたわけです。
これは100gの三分の一なので約33g分ですが。
生地で約58gの計算です。
打ち粉(アタ)をして伸ばしましょう。
生地が小さいのでまな板で十分です。
まず掌で丸く押します。
これも蕎麦打ちで習いました。
麺棒で適当に伸ばします。
チャパティは麺作りよりも、餃子の皮が近いサイズ感ですね。
このくらいの厚さでいいんでしたっけ。
約2ミリ。厚い?
まあいいか。
17㎝。これはちょっと生地の量が多めで、たぶん35gくらいある。
厚いかな。
チャパティを焼く
焼いてみます。
中火で熱したチャパティパンにペチャっと置きます。
しばらくしてひっくり返すと、プクーっと膨らんできました。
ここから直火で炙るとよく膨らむという噂なので、餅用の網を置いて焼いてみます。
すでに膨らんでしまっているので、あまり変化がないですね。
でも意外と簡単にできて満足。
チャパティを食べてみる
食べてみます。
厚さが正しいのかよくわからない。
そういえばカレー的なものを用意していなかったので、冷蔵庫にあったギーとアチャールで。アチャールの作り方はミールス本を読もう。おすすめは減塩のレシピ。
とりあえずそのまま食べてみると、全粒粉を水で捏ねて焼いただけの味がする。
すごく悪くいうと食べられる段ボール。いや、しみじみおいしいのですが。
十割蕎麦をつゆなしで食べている気分。これは渋い。
水と粉だけだけど、意外とボサボサした感じはないです。
何もつけないで食べるのであれば、油と塩を練りこむべきなんだろうな。
というか、何もつけないで食べるものじゃないですよね。
ギーとアチャールで食べると、ちゃんと味がする!
膨らむことで層に分かれていますね。
でもちょっと厚いかな。
生地を薄くしてみる
まだ二枚分の生地があるので、今度はちょっと薄くしてみます。
1.5ミリ。これ以上は難しそう。
焼きます。これくらい薄い方が正しい気がする。
膨らんだ!
直火にしたらしぼんだ!
別にこれで困らないのだが、でkりえば直火のときに膨らんでほしい。
直火で膨らませたいので焼き方を変えてみる
わかった。
チャパティパンで焼いている時点で膨らむまで焼いてしまうと(じゃあそれでいいじゃんという話だが)、直火にしても膨らまないのでは。
まずは膨らまない程度に両面を軽く焼いて、直火にしてみましょう。
これ以上焼くと膨らんじゃう!
はい直火!
ちょっと膨らんだ!
食べましょう。
このくらい薄い方がおいしいですね。
直火で膨らませた効果は謎。でももっと膨らませたい。
今日はもうお腹いっぱいなので、明日は油を入れて伸びやすい生地にして、もっと薄くしてみよう。
チャパティを作れるということは、トルティーヤも作れるのでは。
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