年賀状です!
飲食イベントや製麺会はちょっとまだ厳しい状況ですが、コミケに向けて新刊ができたらいいなーと思っております。
その時は、よろしくお願いします。
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今年はコミケが無いので、家でおとなしく蕎麦を打ちます。
適当な蕎麦粉120gに、タンパク質10%の小麦粉(中力粉)80g。二八蕎麦ならぬ四六蕎麦にしてみました。なんとなく小麦粉多めの気分。
水は100ccで加水率50%にしてみましょう。ちょっと多いかな?
水をちょっとずつ入れながら指先で混ぜていく。
この時点では捏ねずに、パラパラを目指そう。
水を入れ終わったら、掌で優しく転がして、粉の塊を繋いでいく。
だんだんまとまってくる。
懐かしいな、この感じ。
たのしい。
丸まってきた。
ここまできたらまとめて、よく捏ねる。
ちょっとペトペトするな。
麺台に蕎麦粉を打ち粉にたっぷりと振って、生地を手のひらに広げる。
ここからは製麺機……ではなく、麺棒で手打ちしてみましょうか。
なんかこの生地を製麺機に通したら、切り刃の掃除が大変になりそうなので。
まずは麺棒を垂直に押して、ワッフル風に。
麺棒でえいやっと伸ばす。
打ち粉をして、麺切り包丁で切る。
蕎麦の太さってどんくらいだったかな。
茹でる。
大丈夫かこれ。
茹で上がったら冷水で洗う。
何かくっついているけど、まあいいか。
なんとなく縁起がいいじゃないですか。
お湯でちょっと温めなおす。
鰹節と昆布で出汁をとり、スーパーで半額になっていた鴨肉(アイガモ)を煮て、めんつゆを入れた汁、そこに焼いたネギを添えたら、鴨南蛮の出来上がり。
製麺機を使わないと、私の腕前はこんなもんです。
鴨を煮過ぎたとか、蕎麦なのにうどんみたいだとか、いろいろツッコミどころはありますが、温かい蕎麦はこれくらい太くてもいいんじゃないでしょうか!
鴨の脂は甘くておいしいですね!
それではよいお年を!
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こんにちは。ランチに近所のサイゼリヤへ行きました。
夕飯は前から気になっていた、白央篤司さんの「鶏トマトそば」を作ります。
まず時空を超えて二日前に中華麺を打ちます。
強力粉に水37%、かんすい1.5%、塩1%。
薄くした麺帯を1.5mmで切り出します。
縮れとストレートを用意しました。
二日間冷蔵庫で寝かせます。
ここから本題です。
レシピ通りにスープを作ります。
鶏ひき肉を煮て、トマトと香りづけのセロリを入れて、醤油と塩で味をつけるだけ。
10分ラーメンくらい簡単ですね。
同人誌「作ろう!10分ラーメン」は良い本ですね。買いましょう。
はい、麺をシャッキリと茹でます。1.5分。
スープに麺を入れて、胡麻油を垂らしたら出来上がり。
おいしー!
シンプルな材料ながら、鶏肉の旨味、トマトの旨味と酸味、セロリの香り、胡麻油の香りと油感(大事)という計算された組み合わせ。さすが。
二杯目はサイゼリヤ帰りなので、パッとイタリアンに。パッとサイゼリヤ。
胡麻油をオリーブオイルにして、ルッコラと粉チーズ。
おいしー!
架空の中華そば「さいぜり屋」の定番メニュー、「イタリアン鶏トマトそば」が完成。
黒コショウをガリガリとやりながら美味しくいただきました。
報告は以上です。
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先日、三郷に行く用事があったので、前から興味があったハラル食材の店、ボンゴバザールへ。興味といっても宗教的にではなく食材的な話。
それほど大きな規模の店ではないけれど、それでもイオンやベルクでは見かけないようなスパイスや小麦粉類、そして冷凍された謎の魚などが充実していて興奮。
そして一番気になったのは、羊肉の品揃え。それこそ丸ごと一匹の枝肉から、脳味噌、内臓各種まで。すばらしい。
とりあえず今回は骨付きのマトンを1キロ購入。ラムが子羊、マトンが大人の羊。
ニュージーランド産なんですね。
前に新大久保で食べた、骨付きマトンを煮ただけの食べものを作ってみましょう。
こちらは店で食べたもの。参考まで。
水で茹でるだけでもいいかなと思ったんですが、なんとなく月桂樹と生姜と胡椒くらいは入れて、水から火が通るまで煮る。
部位が違うのか、ランクが違うのか、皮がなかったり骨が細かったりするけれど、とりあえず完成。ちょっとパサついてしまったかな。茹で方にもコツがあるんだろうね。
醤油と一味唐辛子で食べてみると、クセがちゃんとあってうまい。
うまい、うまい、うまい。一般受けするかは知らないけれど、すごく好みの味。この年になって舌が経験を積んだからこそなんだろうけど、このマトン独特のクセが最高なのよ。食べ過ぎて口や体が羊臭くなったけど。
鋭利な骨が刺さりそうになるし、筋が硬くて歯が折れそうになるけれど、この部位だからこその旨さがある。でも次は骨なしを買おうかなと思うくらいは食べづらいぜ。
で、この茹で汁がもったいない。さてどうしよう。
マトンカレーでも作ろうかなと思ったが、とりあえず旨そうなダシがあったら「サッポロ一番塩らーめん」を作るという法律があるので、試してみましょうか。
スープがちょっと濃すぎるので、少し水で薄めてから沸かして、普通にラーメンを作る。
具は麺と一緒に温めたマトンと、ニンニクのスライス、パクチーがわりにベランダ栽培のイタリアンパセリ、そして付属の切り胡麻。
ちょっとこれ、うまいんじゃないですか?
これまでカツオのアラスープこそがポロ一のベスト汁と思っていたけれど、そこにマトンが並んだね。癖のあるダシと塩らーめんの深みを持った旨味が合うんですよ。包み込むね、マトンの個性を。
カツオと違って買って来ればいいだけなので(カツオも買えばいいんだけれど釣ったときにこそ作りたい)、これはいいな。冷めるとやっぱり臭いけど。
「サッポロ一番塩マトンラーメン」、宗教的にOKな材料で作れば海外でも売れるかも。
というか羊ラーメンの可能性がありそうだ。今度自家製麺でちゃんと作ってみようかな。でもこの「ポロ一塩マトン」を超えられる気がしないのよね。
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