ラーメン好きには様々なタイプがいますが、私の場合は「製麺会」をやって、いろんなひとに製麺させることが目的となることが多いですね。
自分の作品を作るよりもワークショップ優先、みたいな。
まあ製麺機を自慢する会なんですが。
で、この製麺会が楽しいので、ラーメンのマニュアルじゃなくて製麺会のマニュアルを作ろうかなと思い、そのために製麺会をやってみました。詳しい話は次の「趣味の製麺」で。
主催は小松ヌンチャクさん。参加者はほとんどがヌンチャクさんの友人関係。アイアム・アウェイ。イエーイ。
今回は自宅じゃなくて、クルマじゃなくて、なんと電車での出前方式。
生地は粉だらけになるので自宅で作って持っていきます。
小麦粉は「春よ恋」を3キロ。
半分は、梘中麺(かんちゅうめん)工業株式会社で買ってきた液体かんすいをボーメ度5.5にして、総加水率38%(570グラム)。
もう半分は、全卵一個と水を足して675グラム(45%)に、粉末かんすい15グラム、塩15グラムを足したもの。
一応生地の違いを出したんだけど、あまりちゃんと説明しなかったので、意味なかったかも。
主な荷物は宅急便で送り、寸胴などを持って電車でゴー。
寸胴って空でも重いのね。
スープは現地調達。
最寄りのスーパーが東横のれん街で、食材がどれもいつもの倍くらいで、物価の高い海外に来た気分でした。
鶏ガラがメインで、煮込み時間が短いので挽肉をドカドカ入れます。
あとチャーシュー用の豚肉と、野菜類と、持参した乾物類(袋入り)。
スープを作っている間に製麺機の自慢、いや使い方の説明など。
スープがなんとなくできてきたら、各自で製麺をして、スープを味付けして食べていただきます。
製麺会は、自分の食べるラーメンを、自分で製麺する会です。
煮玉子などのトッピング類は持参いただきました。
そういえば普通のラーメンの写真がまったくない。
こちらは小松さんが持参したスープやら具やらで作った、ラクサという麺料理。
アジアンなカレーっぽいラーメンも。
うどん用の切り刃でビロビロの太麺を作ってのつけ麺。
いっそ切らない。
参加者の誕生日を肉ケーキで祝ったり。
ただしその参加者が体調不良で不参加だったんですが。
麺帯を繋げてベルト状にして延々回すパリッコさん。
デザートは背脂。ではなくて、差し入れ頂いた杏仁豆腐。ありがたや。
最終的に、残った麺と具とスープを全部混ぜたラーメン。
煮込み続けたスープが育っていてうまい。
床に布を敷いて食べるというのが異国っぽくいいですね。
ということで、ご協力ありがとうございました。