こんにちは。もうすぐ春ですね。
大晦日の冬コミ3日目に頒布開始をした「趣味の製麺8号」の打ち上げとして、大製麺会が都内某所で開かれました。
※まだ手に入れていない方は是非どうぞ。
今までにやった製麺会のオペレーションを踏まえて、以下のようにしております。
・前半と後半で出すメニューを分けることで料理提供者の負担を減らす。
・その間にお湯を変え、さりげなくゴワゴワ麺の焼きそばを挟む。
・麺をゆでる係の人を用意して、私がなるべく楽をする。
・慣れている人が麺を作っておき、食べたいだけの人はそれを使う。
・付箋に名前と料理番号を書いてどんぶりに貼る。
・どんぶりはポリプロピレンの洗えて割れないやつを30個買ってきた。
ということで、メニューとタイムスケジュールはこちらです。
料理担当はいつもの心強い方々!
来場者は大変お世話になりました8号に参加いただいた方々。製麺マニア、漫画家、クラフト作家、ライター、デザイナー、売り子、などなど。そしてその友人たち。都合が合わずに来られなかった方、遠方の方、すみません!
前半戦のラーメンはこちら
鬼頭さんは普通のようで普通じゃないラーメンとつけ麺。
煮干しが香る濃厚スープが力強い。
こういうラーメンらしいラーメンもちゃんと出るのが製麺会のいいところ。
麺生地は特飛竜に加水率37%、塩1%、かんすい1%です。
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ツジメシのツジムラさんは、店だったら材料費が高すぎて出せない、牡蠣つけ麺を全粒粉入りの麺で。この汁で酒が飲めると評判でした。
麺生地は特飛竜8割に全粒粉2割を加水率38%、塩1%、かんすい1%です。
できれば加水率36%くらいにしたいけど、初心者でも製麺しやすい柔らかめの生地にしました。
沖縄出身の麻生あいみさんには、こちらで仕込んできた豚と鰹節のスープを味付けしていただき、提供をお任せしました。
麺湯では前半がゆーきうさぎさん、後半が前沢製麺さん。
大変助かります。
諸事情で私が摘んできた生ノリ入り。
製麺指導員の山田技研さんからはスミイカの差し入れも。
製麺会だけにイカうどん。
マダラさんが時間のない中、駆け付け三杯のラーメンを食べて去っていくなど。
焼きそば休憩を設けました
前半戦が終了して、焼きそばタイムです。
加水率を35%、かんすい1.5%、塩なしにしたガチガチの生地を麺にしていただきます。
そして10分蒸す。
ゴワッゴワの麺。
これを2分茹でてかんすいを抜き、水で洗ってしめる。
なんていうのをやっている間に、具のキャベツと豚小間を炒めておく。
炒める油は、沖縄そばのスープに浮いていた脂です。
写真は主にコメダさん。製麺指導と合わせてありがとうございます。
麺をたっぷりの脂で炒めて、市販の粉末ソースを入れて、具と混ぜ合わせたら出来上がり。
はい、ゴワッゴワのギットギト。
この市販と全く違う味を食べてもらいたかったのよ。
後半戦のラーメンはこちら
ということで後半戦へ。
小松ヌンチャクさんは、ウドとサバのベンガル風油そば。
ケララの風でやったカレーラーメン大会で出したやつのアレンジで、注文ごとにテンパリングして出すというこだわりの一杯。
特注の「佐野式製麺機」前掛けをしてきた佐野まいけるさんは、得意の汁なし担々麺で参戦。ついでに私のカレー担々麺も出していただきました。
ということで、全種類食べようとすると胃が持たない会となりました。全部おいしかったです。
「いつも打ち上げで疲れるんだけど、この打ち上げはいつやるんだ?」という声が厨房から何度も聞こえてきました。はい、後日やりましょう。
次号は夏に「作ろう!カレーラーメン」の予定です。たぶん。
ではまたよろしくお願いいたします!
※ちょっと買い物しませんか※
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