フリーライターが確定申告をやらないとどうなるんですかね。あーー。
さて、ざざむし。さんという、変な生き物を捕まえて食べる系のレジェンドみたいな方と、家庭用製麺機の使い方の講習会でもしますかねーという話になりまして、メンバー集めや場所の設定をお任せしたところ、いつもとちょっと違った製麺会となりました。
階段も引っ張れるガラガラでゴー。R2-D2みたいでかっこいいよ。
いつもの製麺会は基本的に私がスープと麺生地を用意して、参加者は製麺機をグルグル回す製麺体験とスープと調味料を調合して楽しむ会なのですが、今回は粉から麺を作り、スープは会場の家主さんが用意したものをベースに各自が持ってきた謎の食材を使って作るという感じになりました。いやほんと謎。
安いなこの床屋。
強力粉と全粒粉と打ち粉とかんすいを持参しました。
参加者の「めしにしましょう」を描かれている小林銅蟲さんや、野食ハンマープライスの茸本朗さんに偉そうに教えるなど。他のメンバーもキノコマニアや干潟マニアや水族館マニアとか。
内容としては『家庭用製麺機 USER GUIDE』のアレなので、ぜひ本をアレしてください。アレ。
ところで製麺機の板部分にシールが貼ってあるじゃないですか。買った時に剥がされている場合も多いけど。
あれって剥がすのはもったいないけど(マニア心理)、だんだん剥がれて汚くなるので、T字型に切った薄いまな板を敷くといいですよ。板に粉もつかないし。
とりあえず最初は全粒粉入り麺で普通のラーメン。
普通のラーメンなので全粒粉を入れた意味がなかった。
まぜそばのタレに入れられた謎の白い粉が粉雪のようですね。
かっこいい道具で柚子を削る小林さん。
「なんでこんなもの持ち歩いてるんですか?」
「使うからです」
製麺機は海苔を刻む機械。
正統派醤油ラーメン!
と、普通のラーメンはこのくらいまでで、参加者が本領を発揮し出します。
事前にあった「坦々麺が食べたい」というリクエストにざざむし。さんが答えて作った、ヌタウナギの『ぬたたんたん』だそうです。でた、斜め上ならぬ別次元の回答。名前をいいたいだけの料理。
食べてみるとミンチなのに、「あー、この歯ごたえはヌタウナギって感じだわ」と記憶がよみがえる食感。
そして茸本さんはフナダシのラーメン。トッピングはフナの魚卵。
ザ・下流域の淡水魚。
子供の頃にイタズラで食べたフナの味が蘇る―。あー。
食材としては普通だけど、仕込む量が普通じゃなかった小林さんの牡蠣を家主の作った麻婆豆腐に乗せたのがうまかった。
やっぱり米ってうまいなー。
途中から合流したマダラ先輩に先生役をタッチ。
家主の家に眠っていたパスタマシーンで生パスタを作ったり、パパパっとニュータンタンを再現したり。
何年も使われていなかったパスタマシーンだそうですが、使えるとわかって眼を輝かせる様子は、なんでも鑑定団で想像以上の鑑定額が出た依頼人のようでした。
ニュータンタンって私は食べたことないんですが、「みんながこの味だ!」と絶賛。
そして家主謹製のおいしい杏仁豆腐を挟んで、締めは参加者が持参したウツボの煮干しを使ったラーメンだそうで。
ガンガンに強火で煮込んだのでウツボの臭みはだいぶ揮発したみたいですが、その分家の中にウツボ臭が充満してました。
家主さん、ごめんなさい。
小林さんからサインいただきました。
製麺会ということで、「めしにしましょう」ならぬ、「めんにしましょう」という本人による二次創作。
↓2巻がもうすぐ出るそうです。キンドル版とコミック版。
お土産は怪しい白い粉末。
いろいろと刺激を受けたり、素敵な情報をもらったり、あいつを捕まえる約束をしたりと、実り多き楽しい会でした。
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