あけましておめでとうございます。
昨年の大晦日は、毎年恒例ということで蕎麦を製麺しました。
まずスープは、鶏ガラを3時間煮込んだものと、昆布とニボシを3時間水出ししたものを用意し、それを合わせて1時間弱火で煮込んだもの。
味付けはめんつゆと醤油と日本酒で。そしてスーパーで安くなっていた鴨肉をサッと加えてスープは完成。
まあめんつゆだけでもいいんだけど、一応。
蕎麦は蕎麦粉8割、小麦粉2割の二八蕎麦。なぜなら計算が簡単だからだよ。
ひきぐるみの蕎麦粉を400グラム、強力粉を100グラム、ふるいに掛けてよく混ぜる。
加水率は46パーセントということで、230グラムの水をチョロチョロと加えながら、指の腹がボウルにつくようにして水回し。クルクル。
なるべく細かいホロホロオカラ状態にしてから、コネコネしてまとめ上げる。
一年振りの蕎麦なので、どうなるかなと思ったけれど、小麦粉入りなので問題ない感じっぽい。
普通の蕎麦打ちだと、これを麺棒で薄く延ばすんだけれど、我が家は製麺機なので細長く伸ばす。
これを製麺機でクルクルすると、あっという間に生蕎麦の完成。
最初、打ち粉をしないでいけるかなとやってみたら、やっぱり切り刃に付いちゃったので、切り刃に通す前にラーメン用の打ち粉をしたらバッチリの仕上がりになったよ。打ち粉に澱粉を使っちゃうと蕎麦湯がおいしくないけど、飲まないからいいのだ。
※蕎麦用の打ち粉は蕎麦の実の中心部分の胚芽や胚芽の周りの部分粉らしいぞ。
茹でたらボロボロになるかなと若干不安だったけれど、問題なし。
グラグラと茹ったお湯ではなく、フツフツくらいで大きな鍋で茹でればきっとオッケー。
うちは一人前ずつフライパンで茹でます。
これを流水でササっと洗う。
うどんや素麺のように揉み洗いするとブチ切れるよ。
これをお湯で温め直して、あつあつの汁を掛け、合鴨肉、ネギ、おそうざいのエビ天を乗せたら完成。
久しぶりに作った蕎麦だけど、ちゃんとうまい。
製麺機って便利ですね。
でも蕎麦作りはわからないことが多いので、春になったら山形の某蕎麦屋さんに修行をしに行く予定。
手打ち蕎麦屋に製麺機を持ち込んで、生地作りのところまで教えてもらうんだ。
ところで私が蕎麦を作っていたら、ちびっこが「わたしも作りたい!」といってきたので生地を渡したら、ちょっと別のアプローチから蕎麦を作りだした。
この生地は蕎麦にして本人がおいしくいただきました。