趣味の製麺

家庭用手回し式鋳物製麺機(小野式製麺機など)を使った、自家製麺のラーメンやうどんをを楽しんでいます。

「作ろう!カレーラーメン」の打ち上げと、鶏と貝紐の冷やしカレーラーメンのレシピ

 

 

 

こんにちは。

先日「作ろう!カレーラーメン」の打ち上げがありました。

もうご購入いただけましたでしょうか。

カレーラーメンが好きじゃなくても買ってください。いい本なんですよ。

www.seimen.club

 

打ち上げの内容は、料理好きの人が仕上げるスタイルの製麺会です。っていってわかりますかね。

私も何か新作カレーラーメンでも作りましょうかということで、ノーアイデアで買い物へ行って、買ってきたのがこちらの貝紐。

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本当は豪勢に貝柱を使いたいんですけど、貝紐なら会費も安くできるので。おっと今シャレが入りましたよ。

これを2パックで600グラム。どんな味になるんですかね。

昆布30グラム、水3リットルと煮てみましょう。

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アクをとりつつしばらく煮て、昆布を取り出してさらに煮込む。

さてその味を見てみると、予想の三倍磯臭い。でも味はそんなに出ないのね。茹でてあるやつだからダシがもう出ちゃっているかな。うーん。

小皿にとって醤油をちょっと垂らして飲んでみると、ダシのうっすいお吸い物。うーん。ラーメンには弱いかなー。

とりあえず貝紐を取り出してスープをペットボトルに移す。仕上がり2リットル。

いりこダシ15グラム、昆布茶15グラム、粉末鶏ガラスープの素15グラムを溶かしておこう。

底にすごい砂が溜まっていた。ほほう。

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ダシに使った貝紐がもったいないので、アチャールを作ってみます。

アチャールがなんだかよくわかっていませんが。

クミン、唐辛子、コリアンダー、カレーリーフをテンパリングして、そこに貝紐を入れて炒めてみます。

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酸味が欲しいのでレモン汁をたっぷり、胡椒、ニンニク、ショウガ、チリペッパーで味付け。

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うすらぼんやりした味だったので、えーい醤油を入れちゃえ。

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貝ダシだけだと弱いので、鶏ガラスープも作りましょう。

鶏ガラ3羽分をよく洗って、水4リットルと煮る。

アクが出きったところで、セロリ、キャベツ、ショウガを多めに。

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セロリの葉っぱと茎、入れる方を間違えた。葉っぱを入れるべきだよね。

まあいいか。

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これも濾して冷やしておきます。

 

香味油も作ります。家にあったスパイス適当です。

サラダ油に唐辛子、胡椒、カルダモン、コリアンダー、月桂樹、クミンを入れて煮込む。

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麺は特ナンバーワンの水36%+塩1%+かんすい1%。

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きれいですね、特ナン。

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ということで仕上げます。

貝紐スープと鶏ガラスープのハーフ&ハーフに水でしめた麺を入れて、香味油と貝紐アチャールを載せて、レモン汁と塩少々をプラスして出来上がり。

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さっぱりしてうまい!……気がする。

ちょっと味がうすい気もするけど、たぶん他の人が濃いから、まあいいか。よくわからん。

当日は具を何か用意します。

 

 

 

はい、打ち上げ製麺会の当日です。

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本日のセットリストはこちら!

全部で9種類!

ちょっとした製麺フェスですねこれ。

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マダラさんのニュータソタソ風カレーラーメン。

ニュータンタンじゃないですよ、あくまでタソタソ。

さすがマダラさん、どこの店よりもニンニクの量が多すぎて、これを食べたたくさんの人が不幸になったとか。

一応カレー風味に仕上がっているんですが、どちらかといえばニンニク風味です。

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今回はご飯も炊きました。

クッパ風にするとうまい。

って一杯目でお腹を満たしてどうする。

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アンザイさんのピザカレーまぜそば。

さすが若者(大学生らしい)が考えたメニュー。

ラーメンのトッピングがピザでカレーというアイデアがヤング!

ありそうでなさそうな、いやなさそうでなさそうな新しい味!

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オカヤイズミさんの魯肉麺(ルーローメン)。

魯肉飯じゃなくて魯肉麺。さすが台湾帰りだけあって本格派の味でした。カレー風味バージョンもあり。

ゴロゴロの肉がうまい。付け合わせの漬物が甘いのは髭張本店のリスペクト。

ライスがあるので魯肉飯で食べている人もいたけど!

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さぐっちゃんのシャルガムゴーシュト風ラーメン。

写真が食べかけですみません。

シャルガムゴーシュトがどこの国のなんだったか忘れましたが、さすがの複雑な味がしました!

即完売だったので食べられなかった人も多かったみたい。

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玉置標本のカレー焼きそば。

3時のおやつは焼きそばですよね。

まず麺を蒸してゴワゴワにします。

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そしてサッと茹でてから、たっぷりの豚バラ肉とキャベツと炒めて、ペヤングのソースとカレー粉で味付け。

仕上げに鰹節、そしてカツオ粉、紅ショウガじゃなくて福神漬けを散らしました。なぜならカレー焼きそばだから。

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ゆーきうさぎ大将の駄菓子アチャール。

駄菓子アチャールってなんだよっていう話ですが、詳しくはカレーラーメン本を読もう。

さすがの麺茹で係、お疲れさまでした。

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沼尻さんのケララシチューカレーラーメン。

これを食べるのは3度目なんですが、毎回驚く見た目と味のギャップがさすが。

テンパリングしたマスタードシードがバチーンと決まっています。

鶏のレバーがうまい!

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辻村さんの鯖キーマまぜそば。

作り方を聞くと味の要素となっている数自体は少ないんだけど、組み合わされた結果の味の複雑さがすごいんですよ。さすがとしかいいようがない。

器の中に味変要素などもあって、食べていて楽しい一杯です。

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小松ヌンチャクさんは台湾土産の意麺(揚げたタイプ)。

製麺会で製麺をしない男は、台湾でみたカウンターに意麺を積み重ねる様子を再現出来て満足そう。

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本当はタウナギなんですけど、手に入らなかったので台湾で買ったウナギの缶詰で再現。

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揚げ麺を蒸してから炒め、ウスターソースで味をつけるという本場の手間暇を味わわせていただきました。さすが異国麺マスター。

本場がどういう料理なのかは、近々某サイトで記事にちょっと書きます。

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玉置の鶏と貝紐の冷やしカレーラーメン。

はい、試作したやつはこうなりました。

具はトマト、ルッコラ、蒸し鶏をセレクト。スーパー薄味。

これもカレーラーメンだと言い張ります。

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ということで、ありがとうございました!

 


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