諸事情で自由に外出できない方に(みんなそうですが)、宅配便で二郎インスパイアのラーメンをお送りすることになり、久しぶりに豚骨を煮ました。名づけて「宅配家二郎」。ラーメンを作る必然性を探していたのです。
25人前(スープ10リットル弱)くらいで作ります。
半分で良かった気もしますが(いや1/4で十分だったが)、せっかくなら大量に作りたいじゃないですか。
まず肉屋で肉を買ってきます。国産で冷凍じゃないやつ。
豚ガラ10キロ、背脂2キロ、肩ロース2キロ、バラ2キロ。
肩ロースとバラは、タコ糸で巻いてもらいました。
豚ガラを水に浸けて血抜き。
水から下茹で。沸騰して、アクが出終わるまで。
骨を水で洗って、ゲンコツ(大腿骨)を折って骨髄が出るように。
鍋に突っ込む。
この寸胴は33センチだよ。
水を10リットル。
ニンニクたくさん。
肉。
肉。
脂。
沸いてきたら、アクをとります。
肉と骨と脂が多すぎて、アクがとりづらいね。
1時間半煮ました。
タレは、醤油100:みりん40:化学6:塩3の割合で、混ぜながら一煮立ちさせるだけ。脂の甘味が強くなりそうなので、塩を入れてみました。これを2リットル分くらい。
肉をタレにしばらく漬けて、取り出す。
あら、おいしそう。
焼くタイプなら肩ロースがいいけど、煮込むタイプならバラ肉がいいかなー。
ちょっと崩れやすいよ、肩ロース。
肉を抜いたらキャベツ、ネギ、ニンニク、ローリエ、昆布をたっぷり入れて、一時間ちょっと煮込む。
背脂を適当に保護。
残りは「すいのう」で取り出しておく。
すいのう、超便利。買おう。
はい、スープできあがり。
麺は、加水率34%、かんすい1.5%、塩1%を、1.5ミリの切り刃で無理やり切る。
小麦粉はスーパーで買った一番安いカナダ産の強力粉。
かんすい強めにしてみました。
で、これをパッキングして四谷アウトブレイクの佐藤さんに送付。
がんばって~。
玉置標本さん( @hyouhon )「ラーメン何が好きですか?」と連絡が来てハードな現場が続いているので二郎系っすかね…と応えたら翌日に完全自家製ラーメンセットが差し入れとして届く。脳味噌へダイレクトに「食って寝ろ!」のメッセージ。超美味!ご馳走様でした!!!! pic.twitter.com/eMhwW7ZGbP
— 佐藤"boone"学@四谷アウトブレイク店長 (@boone4649) April 12, 2020
余った分は、自分で食べたり、人に送ったり。
写真はイメージです(前に餅二郎でつくったやつ)。
これは2ミリの切り刃で切った太麺。
なるほど、違うな。
ということで久しぶりの家二郎、おもしろかったです。
しかし宅配の注文は受け付けておりません。趣味だからね。
次回は家二郎を二郎としてではなく、焼きそばだったり、魚介系を割ったり、つけ麺にしたり、カレーラーメンにしたりする、「家二郎の向こう側」という企画をやりたいですね。
それにしても在宅が続くと太ります。
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