南インド料理好き界隈に走った衝撃ニュース!
アド街にも登場し、早くも超大人気店となった「経堂のスリマンガラムが閉店!」という衝撃的なニュースが南インド好き界隈に走った。
ガーン!
— スリマンガラム Sri Mangalam (@SriMangalamJP) September 1, 2022
なんてこったい。
その真相を確かめるために、我々「南インドにわか調査隊」はスリマンガラムの新店である祖師ヶ谷大蔵店へ向かったのだった。
ちなみに経堂店のレポートはこちら。
これがスリマンガラム祖師ヶ谷大蔵店だ!
はい、ウルトラマンの街、祖師ヶ谷大蔵にやってきました。
ナビが示した祖師ヶ谷大蔵店の場所は、カラオケ屋ととんかつ屋が入ったビルの地下。
本当にここであってる?
ええと、「WELCOME」だそうです。
そんなこと言われましてもと若干思いますが、怖がらずに進みましょう
入店して厨房を覗けば、そこにはスペシャルシェフのMagalingamさん、通称マハさん(左)が!
マハさん、真相を聞かせてください!
と思ったら偽物のマハさん!
この人物の正体は……本物のマハさん!
経堂店閉店の真相
ということで、マハさんに独占インタビューをして真相を問いただしたいところですが、マハさんと話せる語学力が私にはありません。そこでインド料理店界隈一の事情通で知られる某アジアハンター小林氏に、一体何があったのかを伺いました。
「スリマンガラムのTwitterに書かれていた通り、人員確保の問題です。マハさんの片腕である腕利きのシェフがインドに諸事情で帰らないといけなくなって、経堂店を閉店することになったんです。今後はここ祖師ヶ谷大蔵店に人員を集約して注力するそうだから、今後もよろしくご贔屓に!」
とのことでした。お知らせそのままですね。
マハさんの味を再現できるシェフはなかなか見つからないので、無理に二店舗のまま営業を続けて中途半端な料理を出してしまう不安があるくらいなら、早くも人気店となった経堂店を閉店するという苦渋の決断なのでしょう。飲食店の経営って大変ですね。
ちなみに祖師ヶ谷大蔵店は地下にありますが、客席も厨房も経堂店よりもだいぶ広いです。
マサラワーラー武田さんの功績を称える会
で、今日は「マサラワーラー武田さんの功績を称える会」とやらで、感染予防をしつつ参加しました。
だからといって特に何かがあったという訳ではありませんが(乾杯の発声すらない)、とにかく武田さんのおかげ(?)でマハさんの料理をたっぷり黙々といただくことができました。
武田さん、おめでとうございます!
幹事であるアジアハンター小林さんのマイブームは「ラッシー焼酎」だそうです。いろいろな酒を試した結果、麦焼酎「いいちこ」がベストとか。河北先生、お元気ですか(私信)。
※通常メニューにはないので注文しても多分出てきません。
私も飲みましたが、酒っぽさがまったくなくてヤバいです。スルスル飲めちゃう。
カルアミルクよりも危険でした、ラッシー焼酎。
マハさんのノンベジフルコース
今日の料理は何が出てくるかは一切聞いておりません。
小林さんが幹事なので、酒に合うノンベジだと思われます。
敷かれたバナナリーフの上にトマトのライタが盛られて、さっぱりとスタート。
鶏むね肉をスパイシーに揚げたインド料理の「チキン65」かと思って半分食べたあたりで気づいたけど、これ「カジキマグロ65」ですね。
チキンウップカリ。しっかり辛くてうまい。骨付き肉っていいですよね。
ラッサムかと思ったらマトンのスープ。散らしたパクチーとマトンの相性バッチリ。
そして骨付きマトン。
炭水化物が欲しくなったところで焼き立てのパロッタが来ました。
と思ったら、マハさんに手でちぎられるという衝撃の展開!
なんで!
そこにチキンカレー(理解が雑な名前で恐縮です)がドーン!
こういう予想外の展開が楽しいですね。
そう、ここはリトルインドなのです。
そしてライス。
そこにダイコン入りのサンバルがバーン。
飲み会の締め的な炭水化物でしょうか。ついついお替りをしてしまいます。
そしてチャイをノールックでエアブレンドしていただきました。
多少こぼれても気にしてはいけません。
ということで、武田さんの功績を称えつつ、「経堂店はなくなっちゃうけど、スリマンガラム祖師ヶ谷大蔵店をよろしくね!」という会だったようです。
今日みたいなメニューにないおまかせコースは、マハさんに食べたいものと予算を相談してみてください。注文とちょっと違うものが出てきても気にしてはいけません。
祖師ヶ谷大蔵店では毎日バナナリーフミールスが食べられます。もちろんノンベジ料理もいろいろ。スペシャルなメニューの告知などはTwitterやインスタをチェック!
ということで、武田さんの個展もスタートだよ!
以上、現場の祖師ヶ谷大蔵店からでした。
※ちょっと買い物しませんか※
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