カラシナ/芥子菜を摘む
インド料理でよく使うメティシードはメティ(フェヌグリーク)の種で、その葉っぱあメティリーフと呼ばれます。
ではマスタードシードはカラシナ(芥子菜)なので、その葉っぱはマスタードリーフって呼ぶんですかね。
よくサーグとかサグと呼ばれるようですが、ホウレンソウとかコマツナとかアブラナ科の葉っぱ全般もサーグと呼ぶようです。人生は謎だらけ。
ということで、河原のカラシナが食べ頃になってきたので食べます。
新芽部分と柔らかい葉っぱだけを摘んできます。
これは畑のカブ。
収穫を忘れていたら花が咲きそうになっていました。
アブラナ科なので広義の「菜の花」。
カラシナのスパイス炒め
とりあえずカラシナをスパイスで炒めてみます。
小岩のサンサールで食べたコマツナとメティのイメージです。
油、ホールチリ、クミン、ニンニク、ショウガ、カシューナッツ。
マスタードシードは入れないでいいかな。
タマネギ。
カラシナ。
下茹でするか迷いましたが、とりあえずそのままで。
コリアンダーパウダー、チリ、ターメリック、塩。
トマト。
うわ、めっちゃ苦い!
アク抜きをしていない山菜みたいな、春らしい目の覚める苦さ。
そして辛い。チリ入れ過ぎた。
これはこれでおいしいけれど、正解なのかこれは。
下茹でしてから調理した方が無難な味だったかな。
カラシナのサグカレー
今度はまろやかなペーストタイプを作ってみます。
サグカレーというやつです。
食べたことがないような気もしますが、何となくで作りましょう。
カラシナだけだと苦いということが判明したので、カブの葉っぱを三割入れます。
ハマダイコン、コマツナとかホウレンソウなどでもいいと思います。知らないけど。
今度は塩水で3分下茹でします。
このままめんつゆと鰹節で食べるとおいしいです。
牛乳とペーストにしてみます。
インド料理って牛乳使っていいんでしたっけ。
ウィーン。
油、ホールチリ、クミン、ショウガ、ニンニク、カシューナッツ、タマネギ。
カラシナとカブリーフのペースト、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、チリ、ターメリック、塩。
もうちょっとバターな感じにしたかったのでギー。
おおお、苦みがまろやかになった。
これくらいでちょうどいいかな。
肉系が入っていないから軽いけど、こういうものなのだと思われる。
チキンとかトマトを入れると、わかりやすくおいしくなるはず。
あとでちゃんとした作り方を調べよう。
カブとトゥールダルの煮物
ついでにカブを冷凍庫にあったトゥールダルの水煮と煮る。
油、クミン、ターメリック、カブ。
トゥールダルを煮たやつ。
カブが煮えたらコリアンダーの硬いところ。
コリアンダーパウダー、塩、チリ。
トゥールダルとカブの甘みが合いますね。
食べたことがない組み合わせですが、問題なくおいしい。
ところでチャパティをPADMAのATAで作ったら、粘りが強くてびっくりしました。
↓なので追記しました。
春のカラシナカレーセット
カラシナ炒めもカラシナカレーもカブの煮物も、いわゆるカレーみたいに単体でライスやチャパティを食べると飽きますが、複数のおかずが組み合わされると物足りなさが消えて贅沢な味になりました。
カレーセットって作るの面倒ですね(知ってた)。
ちなみにカラシナのおすすめの食べ方はピザです。
そろそろ外食したい気分。
※ちょっと買い物しませんか※
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