西荻窪の「とら屋食堂」、尾久の「なんどり」、勝田台の「葉菜」に続いて、ミールスお礼参りツアーの第四段は、長野県飯綱町の「モンマルシメ(MON marushime)」まで遠征してきました。
今回は北野さんがミールスを学んだ場所でもある、我らが学び舎「ケララの風II」店主の沼尻さんが一緒です。
長野県飯綱町の「モンマルシメ(MON marushime)」
長野県北部の飯綱町にある「モンマルシメ(MON marushime)」。最寄り駅の牟礼(むれ)駅からは徒歩20分。閑静な新興住宅地にあり、すごくがんばれば東京から日帰り可能かも。
貸し切り、恐縮です!
犬走り様……
ちなみに北野さんは「おぢさん」と呼び、沼尻さんは「北野くん」と呼びます。
グルテンフリーな「カフェ&ミールス」という業務形態で、とてもおしゃれな店内。
ミールスはドリンク付きで税込み1500円。
野菜たっぷりのベジミールス
地元の野菜や山菜をふんだんに使った、シュっとしたかっこいいミールスが登場。
ナスや新タマネギがたっぷりと入った具沢山バル……サンバル。
左はスパイスの出汁を楽しむラッサム、右はギーが効いたリッチなダール。
独特の食感がうれしい長野県産ナガイモのクートゥは、トマトにタマネギにココナッツも入って自然な旨味と甘味がたっぷり。
マスタードシードがちょっと入ってパチャディっぽさのあるアボカドのヨーグルトサラダ。入れ過ぎると苦くなるマスタードシードの匙加減が見事。
沼尻さん系統のケララミールスなら「トーレンは避けてトーレン」ということで、色鮮やかなブロッコリーのトーレン。
左から山菜のコゴミ(クサソテツの新芽)のアチャール、グラニースミスという青リンゴのアチャール、ココナッツシュガーとフェヌグリークが入ったトマトチャトニ。
地元で採れた山菜が加わっているのがうれしいですね。食感がサクッとリンゴらしいアチャールは驚異的な酸っぱさが最高。トマトチャトニは他の料理にアクセントとして組み合わせても。
「仕事が丁寧で上品だね。俺の弟子とは思えない!」と沼尻さん。
奥さんが作るクローブとシナモンの苦みが味を引き締める大人のチャイ。
米粉とココナッツの焼き菓子付き。
本日のデザートは、米粉でできているとは思えないフッカフカで滑らかなシナモンのシフォンケーキ。コクがあるのに軽いクリームが合う。
お腹がいっぱいなので小さめにカットしていただきました。
地元で採れた野菜・山菜・果物を丁寧な調理で生かした飯綱町ならではのミールス、どの料理もとてもおいしかったです。
沼尻さんから受け継ぐDNAを感じさせつつも、この地に根を生やした北野夫婦オリジナルの味。ごちそうさまでした。
北野夫婦がインドでミールスと出会った経緯、そして沼尻さんに教わった話は「作ろう!南インドの定食ミールス」に寄稿いただいたコラムをどうぞ。
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